<新型コロナ>医療機関や施設でのクラスター、拡大止まらず 埼玉で男女6人が死亡、3401人感染
埼玉県などは19日、新型コロナウイルスに感染していた6人の死亡と新たに3401人の感染を確認したと発表した。新規感染者は3903人だった前週土曜日から502人減った。県によると、感染者の内訳は、県発表が2182人、さいたま市603人、川口市283人、川越市120人、越谷市213人。
これまでに確認された感染者は38万8375人(チャーター便帰国者含む)、死者は1291人(19日午後7時現在)。
18日夜時点の重症者は30人、感染者の入院は1159人、ホテル療養683人、自宅療養2万3494人。退院・療養終了は35万3877人。
県管轄で死亡が確認されたのは70~90代の男女4人。詳細が判明した新規感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女2706人。うちみなし陽性は56人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が報告されている医療機関2施設で利用者1人、職員1人の計2人、高齢者施設3施設で職員1人、入所者6人の計7人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~60代の男女10人。ワクチンを3回接種していたのは20~90代の157人で、2回接種は10~90代の男女934人。
さいたま市によると、70代と80代の男性2人の死亡が確認された。新たに感染が判明したのは、10歳未満から80代までの男女603人。うちみなし陽性者は36人だった。
川口市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~90代の283人。みなし陽性者は14人。
川越市によると、10歳未満~70代の男女120人が感染。うち7人は同市保健所が18日、クラスターの発生と認定した同市内の障害者施設の利用者。同施設では利用者26人、職員2人の計28人が感染している。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~80歳代の213人。みなし陽性者は6人だった。