埼玉新聞

 

JR高崎線で人身事故 高2男子死亡、踏切入り線路で立ち止まる…自殺か 父が車で駅まで送った後に/熊谷

  • 【地図】熊谷市

    JR高崎線で人身事故 高2男子死亡=熊谷市

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 7日午前6時50分ごろ、熊谷市久下3丁目のJR高崎線の踏切で、行田市に住む私立高校2年の男子生徒(16)が、深谷発上野行き上り普通列車(15両編成)にはねられ、全身を強く打ち死亡した。熊谷署は自殺とみて調べている。

 同署によると、男子生徒は上下制服姿で、遮断機をくぐり、線路上で立ち止まったという。列車のドライブレコーダーに様子が映っていた。運転士がブレーキをかけたが間に合わなかった。

 男子生徒は、県内の私立高校に登校するため父親の車でJR行田駅前に向かった後、徒歩で約300メートル離れた踏切内に入ったとみられる。遺書などは見つかっていない。現在のところ、自殺につながる要因は確認されていないという。

 JR東日本高崎支社によると、この事故で上下6本が運休、20本に最大1時間の遅れ、約5万3千人に影響が出た。

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