埼玉新聞

 

汽笛鳴らし出発!都心から一番近いSL、秩父鉄道が今シーズンの運行を開始 煙吐き力強い走り見せる

  • 今シーズンの運行を開始した秩父鉄道のSLパレオエクスプレス=19日午前10時10分ごろ、熊谷市の秩父鉄道熊谷駅

 秩父鉄道(本社・熊谷市)は19日、今シーズンのSLパレオエクスプレスの運行を開始し、「都心から一番近い蒸気機関車」が秩父路を駆け抜けた。

 今年のSL運行は12月4日までの土日や祝日を中心に計101日間。熊谷駅から三峰口駅までを1日1往復する。

 熊谷駅にファーストランのヘッドマークと日の丸を付けたSLが登場。熊谷うちわ祭のお囃子(はやし)が奏でられ、SLオリジナルキャラクターの「パレオくん」、沿線キャラクターで同市の「ニャオざね」や深谷市の「ふっかちゃん」も駆け付けた。SLは汽笛を鳴らして出発し、煙を吐き出しながら力強い走りを見せ、多くの家族連れや鉄道ファンらを楽しませた。

 SLの乗車には普通乗車券のほかに、SL指定席券(740円)が必要となる。

 問い合わせは、秩父鉄道旅客案内係(電話048・580・6363)へ。

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