埼玉新聞

 

目が不自由でも自分で料理を作りたい―全盲者が「おせち」作り さいたまでNPOが料理教室 盛り付ける料理の配置は時計の針の方向で指示 講師らのかけ声と参加者の笑い声が絶えず、会場は終始、明るい雰囲気に

  • 全神経を包丁の刃先に向けながら調理する全盲者の指先=さいたま市浦和区の県障害者交流センター

    全神経を包丁の刃先に向けながら調理する全盲者の指先=さいたま市浦和区の県障害者交流センター

  • 「5時に田作りを置きましょう」などとアドバイスを受けながら盛り付けたおせち料理

    「5時に田作りを置きましょう」などとアドバイスを受けながら盛り付けたおせち料理

  • 全神経を包丁の刃先に向けながら調理する全盲者の指先=さいたま市浦和区の県障害者交流センター
  • 「5時に田作りを置きましょう」などとアドバイスを受けながら盛り付けたおせち料理

 目が不自由でも自分で料理を作りたい―。NPO法人「埼玉県視覚障害者社会参加推進協会」(宮城正代表)は、さいたま市浦和区の県障害者交流センターで全盲者のための「おせち料理教室」を初めて開いた。参加者らはマンツーマンで講師らに指導を受け、紅白なますや田作り(ごまめ)、栗きんとん、たたきごぼうなどを仕上げて盛り付けた。

もっと読む
ツイート シェア シェア