<新型コロナ>6クラスター拡大…埼玉1626人感染、3回接種した90人も 保育園が休園 男女9人死亡
埼玉県などは22日、新型コロナウイルスに感染していた60~90代の男女9人が死亡、新たに1626人の感染を確認したと発表した。1日の感染者が2千人を下回ったのは1月18日の1672人以来約2カ月ぶり。感染者の内訳は県発表が1143人、さいたま市272人、川口市134人、川越市33人、越谷市44人。
これまでに確認された感染者は39万6306人(チャーター便帰国者含む)、死者は1306人(22日午後6時現在)。
21日夜時点の重症者は26人、感染者の入院は1081人、宿泊療養666人、自宅療養2万3268人。退院・療養終了は36万5304人。
県によると、県管轄では60~90代の男女7人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女1349人。うちみなし陽性は31人。クラスター(感染者集団)関連では、既に感染が確認されている医療機関など6施設で1~5人が感染した。会食では20~70代の男女4人が感染したとみられる。ワクチンを3回接種していたのは20~90代の男女90人、2回接種は10~90代の男女447人。県教育局によると、県立学校9校で児童生徒23人、教職員6人が感染し、学年閉鎖2件、学級閉鎖8件を実施した。
さいたま市によると、80代女性が14日死亡した。感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女272人。うち2人が中等症となっている。
川口市によると、80代男性が17日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~80代の男女134人。4保育園で園児や保育士計6人が感染した。保育園3園が全面休園、4園が一部休園。
川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~70代の男女33人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女44人。