<新型コロナ>クラスターの施設の利用者、3回接種と2回の男女が…埼玉で12人死亡 2114人感染
埼玉県などは23日、2114人の新型コロナウイルス感染と12人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は7日連続で前週同一曜日を下回った。感染者の内訳は、県発表が1504人、さいたま市304人、川口市90人、川越市56人、越谷市160人。
累計感染者は39万8419人(チャーター便帰国者含む)、死者は1318人(23日午後7時現在)。
22日夜時点の重症者は26人、感染者の入院は1073人、ホテル療養635人、自宅療養2万2769人。退院・療養終了は36万8824人。
県によると、80~100代男女8人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女1297人。そのうち、みなし陽性は30人。クラスター(感染者集団)関連は医療機関や学校など5施設で、新たに国の機関で9人の感染が確認された。会食で感染が疑われる人は未就学児~20代男女7人。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女80人、2回接種していた10~70代の484人が感染した。
県教育局によると、県立学校13校で児童生徒44人、教職員3が感染。学級閉鎖は15件、学年閉鎖は1件。
さいたま市によると、いずれも市内医療機関に入院していた90代女性が10日、70代男性が16日に死亡した。90代女性はクラスターが発生した西区の介護老人保健施設の利用者で、ワクチンを2回接種済み。70代男性は3回接種していた。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女304人。
川口市によると、90代の女性が20日に死亡した。新たな感染の確認は未就学児~90代の男女90人。16日公表の1人の発生届が取り下げられた。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満~100歳以上の男女56人の感染を確認。60代男性が11日に死亡した。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~80代までの男女160人。みなし陽性者は6人だった。