埼玉新聞

 

消えぬ地デジ難民(下) 災害発生時の情報源 町の補助で賄いきれず インターネットの光テレビ視聴への切り替え検討も「テレビ視聴を諦める住民が出てくる可能性がある」

  • 小鹿野町の三山河原沢、藤倉、上薄、小森地区テレビ共同受信組合は、定期的に役員が集まって情報交換会を開いている=2024年11月、小鹿野町

    小鹿野町の三山河原沢、藤倉、上薄、小森地区テレビ共同受信組合は、定期的に役員が集まって情報交換会を開いている=2024年11月、小鹿野町

  • 皆野町上日野沢の門平、大前、小前地区住民が運営する共同受信施設と組合長の小笹昭二さん=2024年12月、皆野町

    皆野町上日野沢の門平、大前、小前地区住民が運営する共同受信施設と組合長の小笹昭二さん=2024年12月、皆野町

  • 小鹿野町の三山河原沢、藤倉、上薄、小森地区テレビ共同受信組合は、定期的に役員が集まって情報交換会を開いている=2024年11月、小鹿野町
  • 皆野町上日野沢の門平、大前、小前地区住民が運営する共同受信施設と組合長の小笹昭二さん=2024年12月、皆野町

 地上デジタルテレビの難視聴地域に該当する小鹿野町三山河原沢、藤倉、上薄、小森の4地区住民らの要望を受けて、同町は2023年度以降、「地上デジタルテレビ対策事業費」を予算に盛り込んだ。毎年約100万円の赤字運営が続いている4地区のような自主共聴組合の運営費を軽減するため、町が辺地共聴施設の維持管理に要する電柱共架料やケーブル移設費などの一部を補助する。23年度の事業費は約200万円だった。

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