埼玉新聞

 

<高校ラグビー>選抜大会、25日開幕 埼玉からは川越東、1回戦で佐賀工と対戦 全国1勝を目指す

  • 5大会ぶり2度目出場の川越東の選手たち

  • 全国高校選抜大会の組み合わせ

 ラグビーの第23回全国高校選抜大会は25日、熊谷ラグビー場で32校が参加して開幕する。1、2回戦は無観客、準々決勝以降は有観客(バックスタンドのみ)で実施される。埼玉からは県高校新人大会で2年ぶりに優勝した川越東が、開催県枠で5大会ぶり2度目(中止となった2020年の第21回大会は含まず)の出場。25日の1回戦で9大会連続16度目出場の佐賀工と対戦する(12時予定・Cグラウンド)。

 近年、埼玉高校ラグビー界に新風を巻き起こしている川越東が、花園を含めて全国で初勝利を目指す。初戦の佐賀工は、全国大会常連校で準優勝の経験がある強豪。川越東は、気後れすることなく持ち味の展開ラグビーを存分に発揮したい。FB土居、CTB五十嵐らの突破力を生かすにはSO西ケ谷のゲームメークが重要だ。体が強いプロップ寺山らFW陣が、セットプレーで佐賀工に対抗したい。

 全国1勝へ望月監督は、「どこまで通用するか分からないが、勝ちにいく」と意気込んだ。

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