埼玉県などは24日、新型コロナウイルスに感染していた50～90代の男女10人が死亡、新たに3573人の感染を確認したと発表した。感染者は8日連続で前週同一曜日を下回った。内訳は県発表が2134人、さいたま市635人、川口市251人、川越市170人、越谷市383人。

　これまでに確認された感染者は40万1992人（チャーター便帰国者含む）、死者は1328人（24日午後6時現在）。

　23日夜時点の重症者は23人、感染者の入院は1019人、宿泊療養629人、自宅療養1万9889人。退院・療養終了は37万3323人。

　県によると、県管轄では50～80代男女9人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女1875人。うち、みなし陽性は55人。クラスター（感染者集団）関連は12施設で、新たに医療機関2施設でそれぞれ6人、54人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは10代男女3人。ワクチンを3回接種していた20～90代の男女106人、2回接種していた10～90代の667人が感染した。県教育局によると、県立学校5校で児童生徒9人が感染。学級閉鎖は5件だった。

　さいたま市によると、感染が判明したのは、10歳未満～90代の男女635人。このうち3人が中等症。

　川口市によると、入院していた90代の女性が16日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女251人。保育園で園児1人の感染が分かり一部休園になった。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～80代の男女170人。

　越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満～90代以上の男女383人。みなし陽性者は8人だった。