埼玉新聞

 

リニューアル!埼玉・秩父の地場産センター物産館、「じばさん商店」に生まれ変わる 品ぞろえ充実で満足を

  • 秩父の新鮮野菜や特産品を紹介する、じばさん商店の佐俣菜津子店長=22日、秩父市宮側町

 秩父鉄道秩父駅に併設する地場産センター物産館(秩父市宮側町)が「じばさん商店」としてリニューアルし、24日から営業を始めた。秩父の新鮮野菜や名品、新特産品など品ぞろえが充実。フードコートやコミュニティースペースが新設され、秩父地域の今と昔の文化を融合した空間になっている。

 コロナ禍で低迷する観光事業を盛り上げようと、秩父地域おもてなし観光公社が、国の地方創生推進交付金を活用して同店に改装した。秩父の特産品や工芸品がそろう「ショッピングエリア」、規格外野菜や市内店舗の人気パンを販売する「売店エリア」、ご当地グルメを味わいながらくつろげる「コミュニティースペース」の3エリアで、秩父の魅力を紹介していく。

 店長の佐俣菜津子さん(31)は「観光客はもちろん、地元の人たちにも満足してもらえる憩いの空間を提供していきたい」と意気込む。今後は農作物のフードロス削減や、少子高齢化に対応した物流集配送の整備など、地域の課題解決にも積極的に取り組んでいくという。

 営業時間は午前10時~午後7時。定休日は年末の3日間。問い合わせは、同商店(電話0494・24・6966)へ。

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