埼玉新聞

 

秩父「芝桜の丘」4月15日に開園、40万株以上が開花へ 秩父路の特産市も コロナ前は客44万人

  • 10品種40万株以上の芝桜で作られた花のじゅうたん=2021年4月、秩父市大宮の羊山公園

 秩父市は25日、同市大宮の羊山公園にある観光名所「芝桜の丘」について、昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策を実施した上で開園すると発表した。

 市によると、芝桜の丘は約1万7600平方メートルの敷地に10種類、40万株以上のシバザクラが植えられている。コロナ禍前の2019年は開花期間中に約44万人が訪れた。

 今年の有料期間は4月15日~5月5日で、有料時間は午前8時~午後5時。「秩父路の特産市」は感染対策を徹底した上で開催する。園内の飲食は禁止で、弁当などを持ち込んでの飲食も不可となる。秩父ミューズパークやセメント工場跡地の臨時駐車場は開設せず、まちなか巡回バスも運行しない。

 今後の感染状況や開花状況により、内容が変更となる可能性がある。問い合わせは、市観光課(電話0494・25・5209)へ。

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