埼玉新聞

 

日高屋を展開するハイデイ日高が200万円を寄付 自社工場のある埼玉・行田市に 寄付金は同市の「行田タワー全国発射プロジェクト」に

  • 200万円を寄付したハイデイ日高の神田正会長(右)と行田邦子行田市長=9日午前、さいたま市大宮区

    200万円を寄付したハイデイ日高の神田正会長(右)と行田邦子行田市長=9日午前、さいたま市大宮区

  • 200万円を寄付したハイデイ日高の神田正会長(右)と行田邦子行田市長=9日午前、さいたま市大宮区

 ラーメン店「日高屋」などを展開するハイデイ日高(さいたま市大宮区)は9日、企業版ふるさと納税を活用し、行田市に200万円の寄付をした。

 同制度を活用した同市への寄付は2回目。同社は2005年から、市内で自社工場(セントラルキッチン)を稼働させ、食材の加工や調理などを行っている。

 寄付金は同市の「行田タワー全国発射プロジェクト」に充てられる。同社の寄付により、同市が設けていた寄付金の目標額に達したという。寄付金は行田タワーの看板設置費用などに使われる。

 行田タワーは同市小針の公園「古代蓮の里」にある高さ50メートルの古代蓮会館の展望台。映画「翔(と)んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」(2023年公開)の中で「行田タワー」の名称で登場し、そのまま正式名称となった。

 同日、本社で開かれた贈呈式で神田正会長は「工場がお世話になっているということで、行田市に貢献できればという思いで寄付をした」と述べた。

 行田邦子市長は「多くの寄付を頂き、感謝申し上げる。これを機にインバウンド(訪日客)などが増えれば」と語った。

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