埼玉県などは30日、新型コロナウイルスに感染していた7人の死亡と新たに3804人の感染を確認したと発表した。新規感染者は5日連続で前週同一曜日を上回った。内訳は、県発表が2349人、さいたま市723人、川口市237人、川越市200人、越谷市295人。

　累計感染者は42万3960人（チャーター便帰国者含む）、死者は1376人（30日午後7時現在）。

　29日夜時点の重症者は24人、感染者の入院は828人、ホテル療養616人、自宅療養2万1462人。退院・療養終了は39万3063人。

　県によると、70～90代男女5人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女2097人。うち、みなし陽性は67人。クラスター（感染者集団）関連は8施設で、新たに高齢者施設2カ所で5、7人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは10～20代男女6人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女135人、2回接種していた10～90代の742人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは、10歳未満～90代の男女723人。このうち3人が中等症。

　川口市によると、入院していた90代女性が14日に死亡した。新たな感染確認は未就学児～90代の男女237人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女200人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は1人。

　越谷市によると、70代女性が27日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女295人。