AKB48成人式イベント 東京・神田明神で「新成人」メンバー6人が晴れ着姿で参加 「私たちは『ここからだ世代』」 埼玉出身・正鋳真優さん「何事も恐れず挑戦」 地元への思いなど単独コメントも
アイドルグループAKB48は13日、東京都千代田区の神田明神で、毎年恒例の成人式イベント「AKB48 二十歳のつどい 2025」を開催した。(森本勝利)
今回は埼玉県出身の正鋳真優さん(19)ら6人の「新成人」メンバーが、色とりどりの華やかな晴れ着姿で参加した。正鋳さんは黄色を基調とした振袖で登場。ポイントについて「黄色の振袖は珍しいと思う。自分の好きなフライドポテトにも似た色ということもあり、この色に決めました」と笑顔を見せた。また髪飾りは親戚がつくったものだと明かし、「今回のために大切につけています」と話した。
二十歳の誓いとして、正鋳さんは「AKB48のメンバーとして、そして一人の女性として、二十歳を健康に迎えられたことをうれしく思います。巳年にちなんで、蛇のようにニョロニョロと末永く活躍するとともに、何事にも恐れず挑戦して、全力で頑張りたいです」と抱負を述べた。
毎年恒例となった「今年の新成人を表現するなら何世代?」の質問に対しては、「私たちは『ここからだ世代』です」と発表。八木愛月さん(19)は「今年は結成20周年イヤーを迎え、メンバーも気合い十分。ここからグループの第二黄金期をつくっていけるよう、精一杯頑張ります」と飛躍を誓った。
特別企画では巳年にちなみ、体長約1・5メートルの白蛇がサプライズ登場。記念の年にふさわしい縁起物に、メンバーからは歓声が上がり、一緒に記念撮影を行った。佐藤綺星さん(20)は「蛇に初めて触ったけど可愛かった。縁起の良い白い蛇と共演できてよかった」と感想を伝えていた。
正鋳さんの埼玉新聞への単独コメントは以下の通り。
■正鋳真優さん
今回、埼玉県で成人を迎えられた皆さま、本当におめでとうございます。私もAKB48に入って、人生が180度変わりました。生きている中で、いつどういうことがあるかわからないし、良い方向に転ぶことも、時には悪い方向に転んでしまうこともあると思います。だからこそ諦めず一緒になって、地元・埼玉県を盛り上げ、そして魅力ある素敵なまちをつくっていきましょう。
埼玉県には素敵な場所がたくさんあるので、そういったスポットを発掘するロケや、埼玉でもっとライブがしたいです。「埼玉県に専用劇場をつくっちゃうぞ!」というぐらいの勢いで、頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
=埼玉新聞WEB版=