埼玉新聞

 

対向車にドアミラー接触させた職員、警察や上司へ届け出ず処分…埼玉・志木市 別の職員が破損に気付き発覚

  • 志木市役所=志木市中宗岡

 志木市は30日、公用車で接触事故を起こしたなどとして、共生社会推進課の男性主事補(23)を地方公務員法に基づき、減給10分の1、3か月の懲戒処分にした。

 同市によると男性主事補は昨年11月19日、川越市内で公用車を運転中に対向車とドアミラーを接触させる事故を起こしたが、警察や上司への届け出をしなかった。翌日別の職員が公用車を運転しようとした際に破損したミラーに気付き、ドライブレコーダーの検証をした結果、男性主事補が接触事故を起こしたことが分かり、同24日に川越署へ事故を届け出た。

 また昨年10月ごろから自身が担当する業務で市民から提出された申請書や福祉サービス事業者から届いた請求書の処理を大量に遅延させるなどの不適切な事務処理を日常的に繰り返し、市の業務運営に支障を生じさせた。

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