<新型コロナ>3回接種の男女270人も…埼玉3328人感染 未接種の男性死亡、2回接種の男性も
埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染していた60、80代の男性3人が死亡、新たに3328人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が2098人、さいたま市609人、川口市228人、川越市140人、越谷市253人。
これまでに確認された感染者は44万8124人(チャーター便帰国者含む)、死者は1399人(6日午後6時現在)。
5日夜時点の重症者は18人、感染者の入院は902人、宿泊療養714人、自宅療養2万2857人。退院・療養終了は41万6148人。
県によると、県管轄で感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女2068人。うち、みなし陽性者は62人。クラスター(感染者集団)関連では、医療機関で入院患者9人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~40代の男女3人。ワクチンを3回接種していたのは男女270人、2回接種は男女674人だった。
さいたま市によると、80代男性が2月11日、別の80代男性が3月30日に死亡した。2月に死亡した男性はクラスターが発生した西区の介護老人保健施設の入所者。ワクチンは未接種で、糖尿病の基礎疾患があった。3月に死亡した男性は2回接種していた。感染が判明したのは10歳未満~100代の男女609人。
川口市によると、入院していた60代男性が4日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女228人。また、5日に陽性と公表した1人を重複があったとして取り下げた。
川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~80代の男女140人。うち、みなし陽性者は4人。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女253人。うち、みなし陽性者は1人。市内の障害児施設でクラスターが発生し、利用者12人と職員5人が感染した。