埼玉新聞

 

震災の経験と教訓、語り継ぐ 阪神大震災から30年 震災10日後に埼玉から神戸へ派遣 元看護師の武者さん 「受け身ではなく、いかに能動的に動くかが大切」

  • 阪神大震災での救護経験を語る元看護師の武者栄子さん=さいたま市浦和区

    阪神大震災での救護経験を語る元看護師の武者栄子さん=さいたま市浦和区

  • 阪神大震災での救護経験を語る元看護師の武者栄子さん=さいたま市浦和区

 1995年1月17日の阪神大震災から30年を迎えた。6434人の尊い命が犠牲となり、防災の原点とされる大震災。前例のない災害に救護者らは何をすべきか苦悩した。震災10日後に被災地の神戸市へ派遣された元看護師の武者栄子さん(76)=熊谷市=は「前例がないからこそ自分で考えて行動しなければならなかった。この地震で得た教訓は今の救助活動にも役立っている」と語る。

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