埼玉新聞

 

インフルエンザ、患者数が増加 県が流行注意報 マスク着用や手洗い、適度な湿度の保持など呼び掛け

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県は8日、昨年12月初めに流行期に入ったインフルエンザの患者数増加に伴い、流行注意報を発令した。県は予防のため、マスクの着用や手洗い、適度な湿度の保持などを呼び掛けている。

 県保健医療政策課によると、県内259カ所の定点医療機関1カ所当たりの報告数は昨年12月24~30日、前週の7・37人から10・02人へと増加した。定点医療機関の1定点当たりの患者数が10人以上になると、国が定めた基準に沿って注意報を発令する。

 保健所管内別で1定点当たりの報告数が多いのは、南部保健所が20・86人、幸手保健所が15・00人、鴻巣保健所が12・68人だった。

 同課は「今後、県内における流行のさらなる拡大が予想されるので注意が必要」としている。

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