埼玉県などは9日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに3661人の感染を確認したと発表した。新規感染者は前週土曜日からは417人増え、一日の感染者が前週の同一曜日を上回るのは3月31日以来、9日ぶりとなった。県によると、感染者の内訳は県発表が2218人、さいたま市722人、川口市338人、川越市106人、越谷市277人。

　さいたま市で過去の陽性者1人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は45万9211人（チャーター便帰国者含む）、死者は1409人（9日午後7時現在）。

　8日夜時点の重症者は17人、感染者の入院は1009人、宿泊療養793人、自宅療養2万2396人、退院・療養終了は42万6213人。

　県によると、70代と80代の男性2人が死亡した。県管轄で詳細が判明した新規感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女2193人。うち、みなし陽性は50人だった。クラスター（感染者集団）関連は5施設で、これまで221人が陽性となっていた県内の医療機関では新たに入院患者と医療従事者計5人の感染が確認された。会食での感染が疑われるのは10歳未満～70代の男女5人。ワクチンを3回接種して陽性となったのは10～90代の男女245人で、同2回接種は10～90代の男女724人だった。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～100歳以上の男女722人。

　川口市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～90代までの男女338人だった。

　川越市によると、新たに感染が判明したのは未就学児童～80代の男女計106人。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～80代の男女277人だった。