<新型コロナ>感染者、再び前週超え…埼玉10日は3560人、11日は3661人 18日ぶり学級閉鎖も
埼玉県などは10日から11日にかけて、7221人の新型コロナウイルス感染と2人の死亡を確認した。11日の新規感染者は3661人で、2日ぶりに前週同一曜日を上回った。感染者の内訳は、県発表が2467人、さいたま市682人、川口市251人、川越市107人、越谷市154人。死者2人は10日発表分。
累計感染者は46万6432人(チャーター便帰国者含む)、死者は1411人(11日午後7時現在)。
10日夜時点の重症者は16人、感染者の入院は854人、ホテル療養799人、自宅療養2万1467人。退院・療養終了は43万4542人。
県管轄で詳細が判明した11日の感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女2531人。そのうち、みなし陽性は57人。クラスター(感染者集団)関連は12施設で、新たに医療機関、児童施設2カ所、高齢者施設で5~13人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは20~60代男女5人。ワクチンを3回接種していた10~100代男女274人、2回接種していた10~90代の809人が感染した。
県教育局によると、県立学校2校で学級閉鎖が2件あり、児童生徒5人が感染した。県立学校で学級閉鎖など臨時休業が行われるのは3月24日以来18日ぶり。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~100代の男女682人。年代別で最多は40代の120人。
川口市によると、感染確認は未就学児~80代の男女251人。保育園では3園で8人(うち2人が保育士)の感染が分かり1園が当分の間の全面休園、2園が一部休園になった。休園中は7園(うち3園が全面休園)。
川越市によると、10歳未満~90代の男女107人が感染した。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~80代までの男女154人だった。市内障害者施設でクラスターが発生し、利用者11人と職員4人、20~60代までの男女計15人の感染が明らかになった。