埼玉新聞

 

<新型コロナ>南越谷ラクーンにワクチン接種センター開設 1日最大400人の枠、空き具合で当日予約も

  • 越谷と熊谷にワクチン接種センター開設

 越谷市と熊谷市で、8日に県の新型コロナワクチン接種センターが開設された。既設のさいたま市、川越市と合わせ、県のワクチン接種会場は東西南北で4カ所体制となる。

 越谷市南越谷のアミューズメント施設「南越谷ラクーン」では初日は午前10時半から受け付け開始。問診から接種、経過観察まで2レーンを設け、接種者の多くが30分以内で一連の流れを完了した。ワクチンはモデルナ社製が使用された。県保健医療部によると、同会場は1日最大400人の接種枠を準備。県の専用サイトで15分ごとに時間を区切って予約を受け付け、空き具合では当日予約もできるという。

 川口市の主婦、木全(きまた)弓美子さん(47)は「地元の医療機関で予約が取れず、越谷会場を利用した。接種完了まで問題なくスムーズに進めた」という。同部の担当者は「最寄り駅からアクセスも良いので、県民のさらなる3回目接種促進のために、ぜひ利用してほしい」と話している。

 県内4カ所の接種センターは土日祝日も稼働し、全日午後7時まで受け付け(川越会場は土日祝が午前9時半~午後6時)。

 問い合わせは、県ワクチン接種センター相談窓口(電話0570・071・077)へ。

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