<新型コロナ>児童らクラスター…埼玉3016人感染4人死亡 4学校で生徒ら13人感染、学年・学級閉鎖
埼玉県などは13日、新たに新型コロナウイルスの感染者3016人と、死者4人を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が1696人、さいたま市728人、川口市271人、川越市109人、越谷市212人。
県の過去の陽性者3人について重複があったとして取り下げがあり、これまでに確認された感染者は47万1984人(チャーター便帰国者含む)、死者は1418人(13日午後7時現在)。
12日夜時点の重症者は14人、感染者の入院は844人、ホテル療養772人、自宅療養2万1909人。退院・療養終了は44万1341人。
県によると、90代女性3人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女1699人。うち、みなし陽性は35人。クラスター(感染者集団)関連では、新たに障害者施設で職員5人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~50代の男女4人。ワクチンを3回接種していたのは20~100代の男女188人、2回接種は10歳未満~80代の男女501人だった。
県教育局によると、県立学校4校で児童生徒13人が感染し、学年閉鎖を1件、学級閉鎖を3件実施した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女728人。このうち2人が中等症となっている。
川口市によると、新たな感染確認は未就学児~100代の男女271人。1保育園で園児1人が感染し当分の間一部休園となり、休園中は11園(うち全面休園は5)になった。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満~80代の男女109人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は4人。
越谷市によると、80代男性の死亡が確認された。新たに感染が判明したのは、10歳未満~80代の男女212人。市内の私立保育所でクラスターが明らかになり、児童9人と20~70代までの職員6人計男女15人の感染が分かった。