イチロー埼玉からも祝福 日本人初の米殿堂入り ウイスキー「イチローズモルト」手がける肥土伊知郎社長 同じ名前に縁 「ジャンルは違えど『コツコツ』実践」
2025/01/23/09:07
メジャーリーグのマリナーズなどで活躍したイチローさんが22日、日本人で初めて米国野球殿堂入りを果たした。ウイスキーブランド「イチローズモルト」で知られる「ベンチャーウイスキー」(秩父市)の肥土伊知郎社長(59)は「イチローさんの活躍を見るたびに勇気をもらっていたので、心より祝福したい。ヒットの積み重ねの大切さを見習い、1杯のウイスキーをコツコツと研究し続けたおかげで、今がある」と語った。
肥土さんは、同じ名前という縁もあり、プロ野球のオリックスに在籍していた時代から、イチローさんに熱視線を送っていた。イチローさんが2001年にマリナーズへ移籍し、1年目から新人最多安打記録を更新するなどの大活躍を見て、「同じように世界で活躍することを目指してきた」と話す。
肥土さんは07年に秩父蒸留所を設立し、翌年からウイスキー造りを本格スタート。17年以降、世界で最も権威のある英国のウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で、通算6回の世界最高賞に輝いている。昨年3月には、専門誌「ウイスキーマガジン」が認定する「ホール・オブ・フェイム」を受賞し、殿堂入りを果たした。
肥土さんは「(野球界と)ジャンルは違えど、殿堂入りは長らく業界に貢献してきた功績が認められた証しで、狙って得られるものではない。これからもイチローさんの『コツコツ』を実践していきたい」と話していた。
同社は現在、北海道苫小牧市にグレーンウイスキーの新蒸留所を建設中で、5月ごろ本格稼働予定。