東松山市岩殿のこども動物自然公園で昨年6月23日に生まれたコアラの雄の赤ちゃんが、今月14日に死亡した。
14日午前9時半ごろ、スタッフが赤ちゃんの写真を撮りに行った際、異変に気付いたという。飼育の様子を撮影している監視カメラで確認したところ、午前5時ごろまでは生存していた。大学病院で死因を調べた結果、病名は「先天性心奇形」だった。
赤ちゃんの父親はソラ(4歳)。母親はミラ(3歳)で初めての子どもだった。昨年12月10日に母親の袋から顔を出す赤ちゃんを確認。亡くなる前日の13日、赤ちゃんはいつも通り母親の袋に入ったり出たりし、問題はなかったという。