埼玉新聞

 

巨大カレー…総重量は6キロ超え ごはんは1升、山林をイメージしたブロッコリーや桜でんぶで彩り 毎月25日は25分以内に完食できれば無料に

  • 武甲山巨大カレーを紹介する関浩平さん=21日、横瀬町横瀬の秩父湯元・武甲温泉

    武甲山巨大カレーを紹介する関浩平さん=21日、横瀬町横瀬の秩父湯元・武甲温泉

  • 武甲山巨大カレーを紹介する関浩平さん=21日、横瀬町横瀬の秩父湯元・武甲温泉
  • 【地図】横瀬町(背景白)

 温泉道場(ときがわ町)が運営する横瀬町横瀬の温浴施設「秩父湯元・武甲温泉」は25日から、総重量6キロ超えの新メニュー「武甲山巨大カレー」(約10人前、税込み1万2500円)の販売を始める。秩父のシンボル・武甲山を想起させる、米1升の山盛りごはんが大皿の上にそびえ、山林をイメージしたブロッコリーや、羊山公園のシバザクラに見立てた桜でんぶの食材がカレールーに彩りを加える。商品を開発した同温泉副支配人の関浩平さん(29)は「秩父を代表するグルメに成長させたい」と意気込む。

 西武鉄道横瀬駅から徒歩約10分、武甲山の麓にある同施設は、入浴、宿泊、食事施設やキャンプ場が備わり、県内外の家族連れや学生グループが多く利用する。「みんなでワイワイと食べられるメニューを」と、レシピ開発に1カ月ほどかけて、今回の巨大カレーを完成させた。

 石灰の採掘で一時代を築いた武甲山に限りなく近づけるため、炊き上がったごはんに食用炭を混ぜ込み、青のりとフライドオニオンを散らした。ごはん約2・5キロ、カレールー約2キロ、唐揚げ約500グラム、ブロッコリー約300グラムなどボリューム満点で、食材は時期に合わせて変えていく予定。

 山盛りごはんの中には、ジャガイモとソーセージが埋まっている。関さんは「みんなで採掘する気分で味わってほしい」と話していた。

 注文は、3日前までに事前予約が必要。毎月25日は「武甲の日」と称して25分以内に完食できれば無料になる(1日1組限定、挑戦者は最大2人)。

 問い合わせは、武甲温泉(電話0494・25・5151)へ。

ツイート シェア シェア