埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた70代の男性1人が死亡、新たに3024人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が1886人、さいたま市530人、川口市326人、川越市115人、越谷市167人。

　これまでに確認された感染者は47万8870人（チャーター便帰国者含む）、死者は1419人（15日午後6時現在）。

　14日夜時点の重症者は10人、感染者の入院は786人、宿泊療養790人、自宅療養2万1676人。退院・療養終了は44万7140人。

　県によると、県管轄で死亡したのは70代の男性1人、詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女2034人。うちみなし陽性は110人。クラスター（感染者集団）関連では医療機関2施設で3人、国機関2施設で4人、児童施設2施設で4人、高齢者施設1施設で1人が感染した。会食で感染したとみられるのは10代～60代男女5人。ワクチンを3回接種していたのは10～80代の男女202人、2回接種は男女613人だった。県教育局によると、県立学校6校で児童生徒23人が感染し、学年閉鎖1件、学級閉鎖を7件を実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女530人。接触種別では、同居家族に陽性者ありが最多の126人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～80代の男女326人。1保育園で園児1人の感染が分かった。休園中は8園（全面4、一部4）。1幼稚園で1学級、3小学校で4学級が閉鎖中。また、9日に陽性と公表した1人を取り下げた。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～100歳以上の男女115人。うちみなし陽性者は1人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女167人。