埼玉新聞

 

命奪われた妻子3人に「かける言葉ない」 熊谷6人殺害で国賠訴訟が棄却 遺族の男性「ただただ悔しい」

  • 判決後に会見する原告の加藤裕希さん(中央)ら=15日午後3時20分ごろ、さいたま市浦和区

 「亡くなった3人に本当にごめんとしか、かける言葉が見つからない」―。熊谷市で2015年に男女6人が殺害された事件で、県警が情報提供を怠ったために妻子3人を殺害されたとして、遺族が県(県警)に約6400万円の支払いを求めた国家賠償請求訴訟。原告の加藤裕希さん(49)は判決後に記者会見し、怒りや無念の気持ちを明かした。

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