埼玉新聞

 

20代女性にわいせつ行為…背中合わせで立っていた男性逮捕 朝の満員電車、座席前の通路で 同じ車両にいた鉄道警察隊、男性を降車させる 「混雑で触れたかも」と語った外務省職員、理由不明の不起訴に

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

    痴漢疑いの外務省職員を不起訴=さいたま地検

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 電車内で女性の体を触ったとして、昨年12月に不同意わいせつ容疑で埼玉県警浦和署に逮捕された外務省職員の男性(63)について、さいたま地検は23日付で県迷惑防止条例違反に切り替えた上で不起訴処分とした。不起訴の理由は明らかにしていない。

■「故意に触ったつもりはない」と否認(以下、初報記事)

 埼玉県警浦和署は2024年12月11日、不同意わいせつの疑いで、外務省職員の男(62)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は11日午前8時半~40分ごろ、JR高崎線の浦和―赤羽間を走行中の電車内で、20代の会社員女性を触るなどした疑い。「混雑で触れたかもしれないが、故意に触ったつもりはない」と容疑を否認しているという。

 同署によると、警戒のため乗車していた鉄道警察隊が不審な動きをしていた男を発見。赤羽駅で降車させて逮捕した。当時、車内は満員状態で、男は座席前の通路に女性と背中合わせに立ち、後ろ手で体を触ったとみられている。
 

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