<新型コロナ>女児が入院…埼玉1511人感染1人死亡 県立16校で生徒ら48人感染、学年閉鎖も
埼玉県などは18日、新型コロナウイルスに感染していた90代女性1人が死亡、新たに1511人の感染を確認したと発表した。1日の感染者が2千人を下回るのは3月22日の1626人以来27日ぶり。感染者の内訳は県発表が1067人、さいたま市90人、川口市202人、川越市63人、越谷市89人。
これまでに確認された感染者は48万5714人、死者は1421人(18日午後6時現在)。17日夜時点の重症者は13人、感染者の入院は772人、宿泊療養715人、自宅療養1万9234人。退院・療養終了は45万9402人。
県によると、県管轄では90代女性1人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女1247人。うち、みなし陽性は32人。クラスター(感染者集団)関連では、新たに医療機関など5施設で6~10人が感染した。会食で感染したとみられるのは30、40代の男性2人。ワクチンを3回接種していたのは10~90代の男女177人、2回接種は10~90代の男女334人だった。県教育局によると、県立学校16校で児童生徒47人、教職員1人が感染し、学年閉鎖を1件、学級閉鎖を19件実施した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女90人。1日の発表が100人を下回るのは1月11日以来で約3カ月ぶり。3人が中等症で、10歳未満の女子児童は入院している。
川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女202人。保育園4園で園児計4人が感染した。休園中は8園(全面は1、7園が一部休園)。6小学校で6学級が閉鎖中。
川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女63人。越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女89人。市内の高齢者施設でクラスターを確認、入所者や職員計14人の感染が分かった。