埼玉新聞

 

「日本栄養大学」に校名変更を発表 埼玉・坂戸にキャンパスがある「女子栄養大学」 2026年度から共学化

  • 共学化に伴い、校名変更を発表した、女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部の香川明夫学長(左から2人目)ら=23日午後、東京都豊島区の同大学駒込キャンパス

    共学化に伴い、校名変更を発表した、女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部の香川明夫学長(左から2人目)ら=23日午後、東京都豊島区の同大学駒込キャンパス

  • 共学化に伴い、校名変更を発表した、女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部の香川明夫学長(左から2人目)ら=23日午後、東京都豊島区の同大学駒込キャンパス

 坂戸市にキャンパスがある女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年度からの共学化に伴い、学校名を「日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部」に変更すると発表。23日に会見を開いた。

 同大学は「食により人間の健康の維持・改善を図る」という建学精神の下、90年以上にわたり、食と健康をテーマに、女子への栄養学教育と研究を実践。時代の変化とともに女子の専門教育という使命は達成されたと考え、性別を問わず成長し合う場として、共学化による教育の拡充を決めた。校名には、日本における栄養学の発信地としてこれからもあり続けるという思いを込めた。

 香川明夫学長は「食・栄養関連領域は男女問わず、新しい商品開発や技術革新を通じてイノベーションを生み出せる人材が求められている。実践重視で質の高い教育を提供し、多様な価値観を受け入れ、栄養学のリーダーを育成していく」と決意を述べた。

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