西武山口線に新型車両 2025年度末から3編成を順次導入 27年度にかけて現行の8500系を全て置き換えへ 第1編成は先頭車両の車体側面にライオンズのマスコットレオが描かれる
2025/01/25/10:01
西武鉄道は22日、山口線(レオライナー)に新型車両を導入すると発表した。2025年度末から順次導入し、27年度にかけて現行の8500系を全て置き換える予定。
新車両は全3編成で、西武鉄道、西武ライオンズ、西武園ゆうえんちの社員がデザインを検討。座席を対面式のボックスシートからロングシートにすることで、輸送力を強化した。先頭車両の最前部にはキッズシートを設置し、親子で車窓を楽しむことができる。
第1編成(4両)は埼玉西武ライオンズの公式マスコットレオが、先頭車両の車体側面に大きく描かれたデザイン。車内にはショーケースを設置する。第2編成のデザインは26年度以降に公表される。
山口線は大手私鉄で初めて新交通システムを導入し、1985年に開業。西武園ゆうえんちやベルーナドームを結ぶ。現行の8500系は開業時から約40年間活躍している。