埼玉新聞

 

<高校野球>浦和実、今までにない春の訪れ 春夏合わせ初、念願の甲子園出場 苦い思い出も…名前呼ばれず「分かっていても、しゅんとした」 うれし泣きしたことない監督、心の底から涙あふれる

  • センバツ出場が決まり帽子を投げる浦和実ナイン

    初の選抜大会出場が決定し、帽子を投げて喜ぶ浦和実の選手たち=24日午後、さいたま市南区の同校

  • センバツ出場が決まり帽子を投げる浦和実ナイン

 埼玉県さいたま市の浦和実に今までにない春が訪れる。午後3時45分、選考委員会の生配信から「(関東)3校目に浦和実業学園高校」という声が聞こえると部員約50人全員の笑顔がはじけた。副主将の深谷は「自分たちの力だけじゃ行けなかった。周りのサポートのおかげ。今までの緊張感が解けて自然体で喜べた」と抑えていた気持ちを爆発させた。

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