埼玉新聞

 

なぜ…春日部市議選、投票者数より投票用紙が1枚多く 開票作業の終盤で発覚「原因はっきり分からない」

  • 春日部市議選、期日前でミスか…投票用紙1枚多い

 17日に投開票が行われた春日部市議選で、投票総数が投票者総数を1上回り、市選管は、持ち帰りを「マイナス1」として開票結果を確定したと発表した。

 市選管によると、開票作業終盤、投票者数より投票用紙が1枚多いのに気付き、立会人らに報告。候補者の当落に影響がないことなどを確認した上で、持ち帰りの数をマイナス1として確定した。

 投票者総数は有権者が投票所で投票した際、入場券と名簿を照合した数の総計。投票総数は投票された投票用紙の数。投票者総数より投票総数が少ない場合は、投票せずに持ち帰ったとみなされ、持ち帰りとカウントされる。今回は通常とは逆に、投票者より投票用紙が1枚多い形になった。市選管は「期日前投票で入場券の読み込みがうまくできなかったなど推測しているが、原因ははっきり分からない」としている。

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