埼玉新聞

 

さらなる遅れ許されない…順天堂大の新病院、開院を27年に早める 医師不足地域への医師派遣、年度内に

  • 順天堂大学医学部付属病院の整備予定地=さいたま市緑区

 県がさいたま市美園地区に誘致を進める順天堂大学医学部付属病院の整備計画を巡り、順大側が全800床を備えた開院時期をこれまでの2030年から27年に早めた上、本年度中に県内の医師不足地域へ医師を派遣すると、県に回答したことが19日の県医療審議会(金井忠男会長)で明らかになった。同審議会は今後も大学側に月に1回程度の報告を求めるとしつつ、大筋で計画を承認し、県に整備計画の答申を行うことを決めた。

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