埼玉新聞

 

「メニューは半分」「洗い物を減らすため鍋を使う料理は中止」 道路陥没、現場近くの飲食店 節水、長期化の恐れ 避難所では炊き出しも

  • 消防による救出作業が続く道路陥没現場。トラックの荷台部分が残っていた=30日午後3時45分ごろ、八潮市二丁目

    消防による救出作業が続く道路陥没現場。トラックの荷台部分が残っていた=30日午後3時45分ごろ、八潮市二丁目

  • 消防による救出作業が続く道路陥没現場。トラックの荷台部分が残っていた=30日午後3時45分ごろ、八潮市二丁目
  • 避難所で用意された段ボール製のベッドに座る避難者=30日午後5時15分ごろ、八潮市中央1丁目の市立八潮中学校体育館
  • ウオーターサーバーの使い方を説明するラーメン店店長=30日午後4時ごろ、八潮市八條
  • 温浴施設では、節水が呼びかけられた地域を対象に入館料が割引された=30日午後1時25分ごろ、さいたま市北区の「おふろcafe utatane」
  • 下水道使用制限の対象12市町-直し(背景黒)

 八潮市二丁目の交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故から3日目を迎えた30日、現場では陥没した穴の中に取り残された男性の救助活動が続いた。同日未明には、2カ所あった陥没箇所の間にある道路も新たに陥没し、穴が一つになり拡大。二次災害の恐れから復旧は進まず、下水の利用自粛は県東部を中心に約120万人に上り、一部地域ではガスが使えない。節水など日常生活の影響は長期化する恐れが高まり、住民から不安の声が上がっている。

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