上尾署は30日、死体遺棄の疑いで、北本市栄、無職の男(57)を逮捕した。
逮捕容疑は2023年12月ごろから今年1月22日までの間、自宅内に遺体1体を放置し遺棄した疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。
同署によると、男は90代の母親と2人暮らし。今月18日に窃盗容疑で現行犯逮捕された男が、取り調べの中で「母は部屋で死んでいます」と供述。署員が22日、集合住宅の居室内で横たわる白骨遺体を発見した。服は着ていなかったという。
署は男の供述などから遺体は母親とみて身元の特定を進めるとともに、死亡した経緯を調べる。