埼玉新聞

 

<高校サッカー>正智深谷、6年ぶりV 粘り強く守り、外立が決勝ゴール 延長戦で武南下す/関東県予選

  • 正智深谷―武南 延長後半8分、決勝ゴールを決めた正智深谷の外立(中央)が喜びを爆発させる

  • 前半38分、武南の桜井がシュートを放つ

 (最終日・浦和駒場スタジアム)

 決勝が行われ、延長戦の末に正智深谷が武南を1―0で下し、6年ぶり4度目の栄冠に輝いた。

 正智深谷は岩崎、小屋の両センターバックとGK望月を中心に粘り強く守り、0―0の延長後半8分、左サイドのFKからゴール前で伊比が競り合い、こぼれ球に走り込んだ外立が右足で決勝ゴールを決めた。

 ボールを保持してゴールに迫った武南は計12本のシュートを放ったが、1点が遠かった。

 両校は関東高校大会(28~30日・神奈川)に出場する。

■無失点に抑え延長戦に/正智深谷

 正智深谷が延長戦を制し、武南に1―0で勝利した。

 正智深谷は前後半で相手に倍の10本のシュートを打たれたが、DF小屋を中心に無失点に抑え延長戦にもつれ込んだ。スコアレスで迎えた延長後半8分、DF冨岡の左からのFKをFW伊比が頭で折り返し、中央のMF外立が右足で決勝ゴールを奪った。

 武南は攻撃で有利に進めたがゴールが遠かった。前半23分と後半3分のMF山田藍のヘディングシュートはともにポストをたたき運もなかった。

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