埼玉県などは3日、新型コロナウイルスに感染していた60～70代の男性3人が死亡、新たに1021人の感染を確認したと発表した。感染者数が前の週の同じ曜日を下回るのは、4月26日以来8日間連続。内訳は県発表が456人、さいたま市403人、川口市87人、川越市45人、越谷市30人。

　これまでに確認された感染者は51万5100人、死者は1459人（3日午後6時現在）。

　2日夜時点の重症者は7人、感染者の入院は491人、宿泊療養413人、自宅療養1万2787人。退院・療養終了は49万7841人。

　県によると、県管轄では60～70代の男性3人が死亡した。感染の詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児～90代の男女532人、みなし陽性者は19人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設4施設で、入所者と施設職員計6人の感染が新たに分かった。会食で感染が判明したのは20代の女性2人。ワクチンを3回接種していた20～90代の男女62人、2回接種していた10歳未満～80代の男女148人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女403人。うち2人が中等症。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女87人。また、2日に陽性と公表した2人について重複があったとして取り下げた。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～60代の男女45人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人はみなし陽性者。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～60代の男女30人。