埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスター、4施設で拡大…29人陽性、新たな認定も 埼玉で1267人感染、5人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは4日、新型コロナウイルスに感染していた60~80代の男女5人が死亡、新たに1267人の感染を確認したと発表した。感染者数が前週の同一曜日を下回るのは4月26日以来、9日間連続。内訳は県発表が770人、さいたま市175人、川口市151人、川越市97人、越谷市74人。

 これまでに確認された感染者は51万6367人、死者は1464人(4日午後6時現在)。

 3日夜時点の重症者は9人、感染者の入院は466人、宿泊療養387人、自宅療養1万1085人。退院・療養終了は50万619人。

 県によると、県管轄では70、80代の男女3人が死亡した。感染の詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~90代の男女725人、みなし陽性者は10人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設4施設で、入所者と施設職員計7人の感染が新たに分かった。会食が原因と思われるのは10、20代の男女2人。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女112人、2回接種していた未就学児~90代の男女201人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女175人。うち、みなし陽性者は4人。

 川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女151人。うち、みなし陽性者は9人。

 川越市によると、県内の医療機関に入院していた上尾市の60代女性が4月30日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~100歳以上の男女97人。市内の特別養護老人ホーム「すみれの里・川越」で入所者の男女28人と男性職員1人の計29人の陽性が判明。3日にクラスターと認定された。

 越谷市によると、80代男性が4月18日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~70代の男女74人。

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