埼玉新聞

 

大宮に配送センター、パルシステム埼玉が移転 建設予定地で地鎮祭、工事の安全と完成を祈念 25年度中の開設を予定 利用者1万5千人へ商品供給

  • 移転する大宮配送センターの完成イメージ図(パルシステム埼玉提供)

    移転する大宮配送センターの完成イメージ図(パルシステム埼玉提供)

  • 移転する大宮配送センターの完成イメージ図(パルシステム埼玉提供)

 生活協同組合パルシステム埼玉(蕨市)は、大宮センター移転に伴う新配送センターの建設予定地(さいたま市大宮区堀の内町)で地鎮祭を執り行った。樋口民子理事長や森田康生専務理事ら同生協の関係者や工事関係者など約30人が参列し、工事の安全と無事完成を祈念した。

 新配送センターの敷地面積は約8150平方メートルで、平屋倉庫と2階建ての事務所で構成される。1月に着工し、工期は約1年間で、2025年度下期中に開設する予定。さいたま市見沼区にある現配送センターの立地と規模を適正化させるための移転で、管轄する配送地域の見直しなども図る。新配送センターからは大宮区など5行政区の利用者約1万5千人への商品供給を行う予定で、年間約48億円の事業高を見込んでいる。

 森田専務理事は「業務と配送の効率を向上させ、組合員(利用者)満足を高めるとともに、地域の皆さまの暮らしに貢献できる施設を目指していきたい」と話している。

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