華やかで繊細 埼玉唯一のシャクヤク園、深谷で90種3千株が見頃に 早咲きは満開に 15日ごろまで
2022/05/08/00:00
深谷市荒川の持田源次郎さん(73)が約5千平方メートルの花畑で育てている約90種、約3千株のシャクヤクが、色鮮やかな花を咲かせ、見頃を迎えている。県内唯一のシャクヤク園で、来園者を楽しませている。26年目の開園で、6日現在七分咲き。早咲きでオレンジが入ったピンク色の「シュープレーム」、クリーム色の「プレアリムーン」などが満開。八重咲きで白色の「新珠」、黄色の「キャナリープグリアント」なども咲き始めた。
シャクヤクは苗を植えてから3年目ぐらいで花を付けるという。3月から4月にかけて適度な雨が降り、昨年より背丈が高く、花も大きいという。見頃は15日ごろまで。園内をゆっくりと散策していた女性は「シャクヤクは華やかだけど繊細で、花びらも和紙のよう。花の中で一番好き」と話していた。
入園料は、高校生以上400円、小中学生300円。午前9時~午後6時。
問い合わせは、花園芍薬園(電話048・584・0346)へ。