埼玉新聞

 

川越にまつわる新たな伝説を…8、9日にミュージカル上演 川越を中心に活動「うりいろ劇団」、市民ら35人をオーディションで選抜 演出、出演する劇団代表は元宝塚・雪組の男役

  • 「新たな伝説を楽しんでほしい」と語る石川裕梨さん

    「新たな伝説を楽しんでほしい」と語る石川裕梨さん

  • 「新たな伝説を楽しんでほしい」と語る石川裕梨さん

 埼玉県の川越市を中心に活動する劇団「うりいろ劇団」が8、9両日に上演するミュージカル「河越城の伝説~山吹の花龍神物語~」。川越城を築いたといわれる室町時代の武将・太田道灌や父・道真にまつわる伝説をモチーフにしている。

 演出を手がける劇団代表の石川裕梨さん(37)は「川越市民や道灌ゆかりの人に見てもらい、納得できる作品になっているといい」と意気込む。

 川越市に生まれ、東松山市で育った。中学3年の時、友人の母親に連れられて宝塚歌劇団の舞台を鑑賞し「男役の格好良さにほれ込んだ」。宝塚歌劇団に92期生として入団。「剣崎裕歌」の芸名で、雪組の男役として活動した。2008年に退団後は東京都内の劇団「イッツフォーリーズ」に所属し、ミュージカルの舞台に立ってきた。

 うりいろ劇団は自身のニックネーム「うり」から名付け、24年9月に立ち上げた。

 川越にまつわる話の題材がないか。そう考えたところ、道灌や道真を巡る伝説にたどり着いた。「河越城の伝説」は、道真の娘が沼に身を投げる「人身御供(ひとみごくう)」や道灌の「山吹の里伝説」を編み込んだオリジナルのストーリー。「新たな伝説を楽しんでほしい」と語る。

 オーディションでは市民を中心に7歳~70代の計35人を選抜。同11月から川越市内で稽古を重ねてきた。「舞台は初めて」というメンバーもいる。自身は道灌役で出演する。

 同市郭町1丁目のやまぶき会館で1日2回ずつ上演する。当日券(3700円)の販売もある。「河越城の伝説」と共に、芝居仕立てのレビューショー「シェルナ!~星々の輝き~」が披露される。

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