埼玉県などは10日、新型コロナウイルスに感染していた40～90代の男女8人が死亡、新たに1474人の感染を確認したと発表した。感染者数は4日間連続で前週同一曜日を上回った。内訳は県発表が865人、さいたま市429人、川口市75人、川越市47人、越谷市58人。これまでに確認された感染者は52万4757人、死者は1496人（10日午後6時現在）。

　9日夜時点の重症者は5人、感染者の入院は417人、宿泊療養328人、自宅療養8689人。退院・療養終了は51万659人。

　県によると、県管轄では40～90代男女8人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～100代の男女863人。うち、みなし陽性は23人。クラスター（感染者集団）関連は4施設で、新たに高齢者施設で5人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは10、50代男女2人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女129人、2回接種していた10歳未満～80代の240人が感染した。県教育局によると、県立学校5校で学級閉鎖が6件あり、児童生徒10人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女429人。年代別で20代が最多の83人、次いで30代が80人、10代が74人だった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女75人。学級閉鎖は1小学校1学級。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女47人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女58人。