<新型コロナ>医師が勘違い…期限切れワクチン、42人に誤って接種 20~80代の男女 医療機関で何が
2022/05/12/00:00
ふじみ野市は11日、市内の医療機関で冷蔵保管期限を過ぎた新型コロナウイルスワクチンを20~80代の男女42人に誤って接種したと発表した。
市保健センターによると、市内の医療機関で4月19日から10日間、期限が過ぎたファイザー製ワクチンを3回目接種の対象者42人に接種した。
ワクチンは市内の主要医療機関8カ所の専用冷凍庫に保管され、各医療機関に冷蔵で移送するが、冷凍庫から出した後、1カ月間に使用することになっている。
誤接種した医療機関は3月18日にワクチン288人分を冷凍庫から移送し使用していたが、医師が保管期限を4月28日と思い込み、連休明けに確認して判明した。
誤接種者の健康観察をしているが、体調不良などの報告はないという。