埼玉県などは12日、新型コロナウイルス感染者を新たに1774人確認したと発表した。県によると、60～100歳代の男女6人が死亡した。感染者の内訳は、県発表が1129人、さいたま市303人、川口市200人、川越市54人、越谷市88人。

　川口市で過去の陽性者1人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は52万8439人（チャーター便帰国者含む）、死者は1509人（12日午後7時現在）。

　11日夜時点の重症者は7人、感染者の入院は393人、ホテル療養410人、自宅療養9238人。退院・療養終了は51万3122人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女1036人。うち、みなし陽性は62人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた7施設に加え、新たに障害者施設で40人が感染した。会食で感染したとみられるのは10～30代の男女5人。ワクチンを3回接種していたのは10～90代の男女185人、2回接種は10～80代の男女346人だった。

　県教育局によると、県立学校5校で児童生徒12人が感染し、学年閉鎖を1件、学級閉鎖を4件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女303人。10歳未満の小学生男児1人が中等症。

　川口市によると、新規の感染は10歳未満から70代までの男女200人。保育園では1施設で園児1人の感染が分かり当分の間一部休園になった。

　川越市によると、未就学児～80代の男女54人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は1人。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～80代の男女88人だった。