埼玉県などは14日、新型コロナウイルスに感染していた70～90代の男女4人が死亡、新たに1439人の感染を確認したと発表した。感染者は1週間前より41人増加し、8日連続で前週同曜日の感染者数を上回った。内訳は県発表が831人、さいたま市308人、川口市160人、川越市66人、越谷市74人。

　これまでに確認された感染者は53万1444人、死者は1519人（14日午後6時現在）。

　13日夜時点の重症者は5人、感染者の入院は386人、宿泊療養459人、自宅療養1万178人。退院・療養終了は51万5825人。

　県によると、県管轄では、70～90代の男女4人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後分を含め、未就学児～90代の男女875人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた3施設に加え、新たに県内の高齢者施設で入所者と職員計7人が感染した。会食で感染が疑われるのは10歳未満～50代男女5人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女149人、2回接種していた10歳未満～80代の287人が感染した。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満～90代の男女308人。うち、みなし陽性者は5人。

　川口市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～80代の男女160人。うち、みなし陽性者は5人。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女66人。うち、みなし陽性者は3人。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～70代の男女74人。

■県内1週間のコロナ感染者、前週比2055人増

　県内の6～12日の1週間の新型コロナウイルス感染者は1万906人で、前週（4月29～5月5日）より、2055人増えた。

　10万人当たりの感染者は148・53人で、前週の120・54人から増加した。10万人当たりの最多は深谷市で206・97人。