埼玉新聞

 

ポピー見頃に 栽培面積を拡大、花畑を赤く染める 埼玉・熊谷の記念館、来館者に癒やし スタッフらも笑顔

  • 見頃を迎えたポピー=熊谷市小八林「長島記念館」

 熊谷市小八林の長島記念館前の花畑でシャーレーポピーの赤色の花が見頃を迎え、爽やかな風と共に揺れている。

 コロナ禍で来館者が癒やされるよう花の中でも親しみのあるポピーにしたという。今回2年目で、栽培面積は昨年より拡大して約1千平方メートル。昨年11月6日に300グラムの種をまき、成長を見守ってきた。4月27日から咲き始め、花畑を赤く染めている。背丈も120センチ前後と高く、世話してきたスタッフらもうれしそうだ。見頃は22日ごろまで。

 同所は元埼玉銀行頭取の長島恭助氏(1901~1992年)の生家。生前に集めていた絵画や刀剣などの美術工芸品を展示替えしながら公開している。長島記念財団では大学生や高校生に奨学金も給付している。

 問い合わせは、同館(電話0493・39・2025)へ。

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