埼玉県などは17日、新型コロナウイルスに感染していた50～80代の男女5人が死亡、新たに1103人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が580人、さいたま市373人、川口市95人、川越市19人、越谷市36人。

　これまでに確認された感染者は53万5132人、死者は1530人（17日午後6時現在）。

　16日夜時点の重症者は2人、感染者の入院は369人、宿泊療養439人、自宅療養1万187人。退院・療養終了は52万513人。

　県によると、県管轄では50～80代の男女5人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女607人。うち、みなし陽性は6人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認された高齢者施設など3施設で1～3人が感染した。会食で感染したとみられるのは10～30代の男女3人。ワクチンを3回接種していたのは10～90代の男女103人、2回接種は10～90代の男女152人だった。県教育局によると、県立学校6校で児童生徒18人が感染し、学年閉鎖を1件、学級閉鎖を5件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女373人。50～90代の男女5人が中等症。

　川口市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～60代の男女95人。保育園4園で園児5人が感染した。休園中は9園（全面休園は2）。学級閉鎖は4小学校7学級、2中学校2学級。

　川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女19人。

　越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～70代の男女36人。うち、みなし陽性者は3人。