埼玉県などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1536人確認したと発表した。県によると80～90代の女性6人が死亡した。感染者の内訳は県発表が956人、さいたま市276人、川口市217人、川越市37人、越谷市50人。

　これまでに確認された感染者は53万8193人（チャーター便帰国含む）、死者は1544人（19日午後7時現在）。

　18日夜時点の重症者は0人、感染者の入院は373人、ホテル療養449人、自宅療養8769人。退院・療養終了は52万3918人。

　県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児～90代の男女896人、うちみなし陽性は13人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関で新たに患者1人が感染した。会食で感染が疑われるのは10～20代男性3人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女156人、2回接種していた10歳未満～90代の236人が感染した。県教育局によると、県立学校1校で児童生徒2人が感染し、学級閉鎖を1件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女276人。西区の介護老人保健施設で職員5人と入所者16人の計21人が陽性となり、市保健所はクラスターと認定した。

　川口市によると、未就学児から90代までの男女217人が感染。2中学校で2学級が学級閉鎖中。

　川越市によると、未就学児～80代の男女37人の感染を確認した。うちみなし陽性者は1人。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは未就学児～80代の男女50人。