教え子の女子生徒にキス、体触る 別の女子生徒と不適切な行為も 県教委、男性教諭を懲戒
2019/05/15/00:00
県教育委員会は14日、教え子の女子生徒にキスや体を触るなどのわいせつな行為をしたとして、西部地区の公立中学校に勤務する男性教諭(28)を懲戒免職処分にした。
県教委によると、男性教諭は2017年3月ごろから同年11月上旬ごろまでの間、放課後に校内で女子生徒とキスをしたり、服の上から胸や陰部を触るなど、わいせつな行為を繰り返した。また、18年3月ごろから今年3月下旬にかけては、別の女子生徒と水族館に出掛け、手をつないで写真を撮るなど不適切な行為を繰り返したとされる。
今年3月下旬に2人の女子生徒と友人が別の教諭に事情を話し、問題が発覚した。男性教諭は昨年、別の女性と結婚しており、「2人の生徒から部活動の悩みを聞いているうちに、お互いに恋愛感情を持った。生徒の信頼や気持ちを裏切り、多くの人にも迷惑を掛けてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」などと話しているという。